ヘルメットの選び方
「ヘルメット着用 努力義務化」
この見出し、最近本当によく見るようになりましたよね。
「ヘルメットをかぶれってことでしょう…?」
となんとなく思っている皆さん。
今日は、ヘルメットがどうして大事なのか、
そして、どのように自分に合うヘルメットを選べばいいのか、
お話ししたいと思います。
令和5年4月1日に施工された、ヘルメット着用努力義務化ですが、
どれほどの人がヘルメットをかぶっているのでしょうか。
以下は、現在の全国のヘルメット着用率です。
(2023年11月現在)
https://uub.jp/pdr/q/helmet_2a.html
弊社のある愛知県は、7.8%。
全国平均は13.5%ですので、かなり低いです…
ただこれまでの習慣や文化を変えるってなかなか難しいんですよね。
興味深い記事を見つけました
アメリカの自転車アクセサリーブランドのLEZYNE。
新商品発表のため日本を訪れた際、プレゼンの第一声は、
「日本人は、頼むからヘルメットを被ってほしい!」
だったそうです。。。
https://www.cyclowired.jp/news/node/386631
アメリカから日本に来て、ヘルメットを被る人の少なさに驚いたんだとか。
事故やケガのデータを見せられるより、
第三者からのネガティブな印象って、なかなか説得力があります。
「被らないと危険だから」、ヘルメットを被る
ではなく
「被ると安全で安心だから」、ヘルメットを被る
というポジティブな意識で、ヘルメットを選んでみませんか?
ヘルメット選びのポイントを3つご提案します。
★安全性を示すマークに注目!
頭部への衝撃を軽減するために、自転車用ヘルメットは、SGマークなどの安全性を示すマークのついたものを利用しましょう。
SG(一般財団法人製品安全協会)
JCF(日本自転車競技連盟)
CE(EN1078) (欧州標準化委員会)
CPSC(米国消費者製品安全委員会)
GS(ドイツ製品安全法)
通販などで購入する際は、認証マークがついているか分かりづらいですよね。
そんな時はJCF公式サイトの公認/推奨ヘルメット一覧から探せば、確実です。
https://jcf.or.jp/official/helmet/
★試着はマスト!
頭のかたちって人それぞれです。
服や靴を買うとき、試着をしますよね。
頭へのフィット感(サイズ)はとても大事。
サイズが合っていないと違和感がありますし、
何よりしっかりと頭を守ることができなくなってしまいます。
※欧米人とアジア人は頭のかたちが違います。
一般的に欧米人は上から見ると楕円形、アジア人は正円形なんです。
色や形などの見た目も大事です。
ディスプレイで見て気に入ったけど、被ってみたらあまり肌の色に合わなかった…なんてこともあります。
逆にあまりなじみのない色が、ぴったりなんてことも。
肌の色や、服の色が違うと、似合うヘルメットも変わってくるはずです。
そうやって選ぶ時間も楽しみたいですね。
★補助を活用しよう!
ヘルメット着用の努力義務化がスタートし、ヘルメット購入補助を実施している地域が増えました。
お住いの地域でも、調べてみれば案外すぐに見つかるかもしれません。
積極的に活用して、ヘルメット購入のハードルを下げましょう!
愛知県のヘルメット購入補助
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/2021helmethojo02.html
いかがでしたか?
今度のお出かけのついでに、自転車屋さんに立ち寄ってみてはどうでしょう?