サイクルパーツ展示会 in 浅草
本日は、1/16、17に東京・浅草で開催された「サイクルパーツ合同展示会」を振り返ってみたいと思います。
サイクルパーツ合同展示会は2016年から毎年東京浅草で開催されています。
自転車パーツの問屋やメーカーが180~200社出展し、自転車販売店やショップオーナーなど2,000人以上が来場し、その年の自転車パーツを見たり、意見交換をしたりしています。
会場からはスカイツリーがこんなに間近で見ることができます。
(これは展示会に行く楽しみのひとつでもあります…)
1月なのに、気温は13度もあり快晴でした。
なんだか新年早々よい兆し、では早速展示会に行ってみましょう。
このショーはエンドユーザー向けではなく、ディーラーやショップだけに開かれたもの。
なので商談が起こりやすく、会場内のいたるところで、活発に議論が交わされている様子でした。
(株)グロータックのブースでは、EQUALブレーキの新色が展示されていました。
マットではなく、艶有りの表面加工。
海外からも期待の声高く、待望の限定色です。美しいですね・・・!
2月に発売され、すでに注文可能となっています。
またEQUALのシフティングレバーがついにお披露目され、発売間近となりました。
実際にショーで体験してみると、機能的にもメカニズム的にもとても面白く、発売が待ち遠しい商品です。
(株)東京ベル製作所からは新しいアイテムが登場しました。
商品名は、「雷鳴」または「雷神」になる予定だそうです。
音圧は85dB以上で、これは車に乗っている人にも聞こえる大きさ。
だから、「雷」という言葉が、商品名に使われるんですね!
聴いてみると確かに十分な音量ですし、自転車乗りの安全意識が高まっている状況では大きな可能性を秘めた商品です。
こちらは日泉ケーブル(株) 2024年のカラーサンプルです。
この3色は今年の新色です。(アイボリー、フレンチブルー、ディープグリーン)。
淡い色合いとマットな質感で、トレンドを意識されています。
アイボリーのケーブルを、オフホワイトのブロンプトンに合わせていらっしゃる実車体を拝見し、統一感があって素敵でした。
ゴールドのケーブルキャップを合わせていたのもセンスが良く、マネしたい組合せでした。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
(https://kozaki.co.jp/en/buyers/)
泥除けといえば、そして浅草といえば、(株)本所工研です。
墨田区に事務所を構え、人力車の泥除けは浅草で100%のシェアを誇り、その職人技に驚かされます。
(https://en.honjo-mudguards.jp/?_ga=2.164240703.1073256814.1705911674-2045197597.1705911674)
今回は、弊社海外バイヤーをアテンドしたのですが、日本メーカーの技術や商品に対する思い/信念など、多くのことに感銘を受け、大変満足した様子で帰国されました。
私自身も、展示会で一番印象に残ったのは、日本メーカーのクラフトマンシップの素晴らしさです。各メーカー様のブースを訪問した際、海外バイヤーの新しいアイデアやコンセプトに興味深く耳を傾け、実現に向けた生産的な対話をしてくださいました。バイヤーとサプライヤーが出会い、その場で新鮮なアイデアが生まれていく様子は、素敵な商品が生まれる瞬間を見るようでした。オンラインの展示会も増え、展示会足を運ぶ人が減っているとも聞きますが、本展示会には魅力と可能性がたくさん詰まっていると感じました。
お昼に外に出ると、間近にスカイツリーが見えました。
浅草の街を楽しむのも、この展示会を訪れる理由の一つになりそうです。
夜のスカイツリーも乙ですね。
来年も海外バイヤーを招致し、新しい出会いやアイデアが生まれることを楽しみにしています。