トレイディングカンパニーのお仕事

2023/10/06

今日は、あまり世間に知られていない、

トレイディングカンパニーのお仕事を皆さんに紹介します。

 

私たちは「自転車の専門商社」という看板を持ちますが、

海外との取引をお手伝いする、トレイディング(貿易)カンパニーとしての性格も兼ね備えています。

 

トレイディングカンパニー(貿易商社)って?

  • バイヤーとサプライヤーのマッチング
  • 交渉・コミュニケーション(貿易条件や支払い条件など)
  • ロジスティクスの手配(AIR/船/クーリエ)

上記の3点を中心に、バイヤーとサプライヤーとの間に起こる、あらゆることを手配し進めていく、

いわば 調整役(Organizer)の役割を果たしています。

 

海外とのやり取りですので、もちろん英語を使い、双方のコミュニケーションをサポートします。

今日はその中でも、③ロジスティクスの手配について、詳しくご紹介していきましょう。

 

みなさん、ネットで何か商品を購入したとき、どれくらいで商品が手元に届きますか?

次の日には届くこともあれば、何週間も待つこともありますよね。

なるべく早く、安全に、お客様の手元に届けるため、私たちはトレイディングカンパニーとして奮闘しています。

 

 

例えば、

中国のお客様に向けて、で、自転車のタイヤを輸出するとします。

どんなことに気を付けて、出荷するのか見てみましょう。

 

 

 

・船のスケジュール確認は第一優先です。

スケジュールが確定したら、バイヤー・サプライヤー・フォワーダーと関係各所に適切に連絡を取ります。

 

・港が確定したら、考えられるトラブルや弊害を予測し、できる限りの対策を立てます。

 

・アジアでは少ないですが、欧米では港のストライキは当たり前。ストが起こると物流が止まりますので、最新状況の把握が必要です。

 

・最近は台風がすごく増えましたね。台風はすべての物流に大きな影響を与えます。

残念ながら、私たちは天気を変えることはできません。

しかしある程度スケジュールのずれを予測し、バイヤーにあらかじめ伝えることで、スムーズな取引をサポートすることはできます。

 

・相手国が中国だと、国慶節(10月)旧正月(2月)と、日本にはない休暇があるため、出荷や荷受に影響が出ますので、要注意です。

 

・貿易書類は必ず必要なものと、関係各所から必要に応じて求められるものがあります。

必要な書類を把握し、適切に準備するのも私たちのお仕事です。

 

 

 

このように、各所と連絡を取り、情報を集め、最適な物流を実現します。

 

つまり私たちの使命は、

バイヤーとサプライヤーには売ることと買うことだけに集中してもらう 

こと!

 

日々業務にあたっていると、トレイディングカンパニーって縁の下の力持ちだなと思います。

たくさん気配りができて、細かなことに気づいて、そして丁寧であること、

それを徹底していると、良い仕事ができるのではないかと感じます。

(そうすると、トレイディングカンパニーで働く人って、優しい気配り上手が多いかもしれませんね。)

 

 

自慢の商品を海外へ販売したい方、

海外の魅力的な商品を取り扱いたい方、

ぜひ一度、弊社にご相談ください。

縁の下の力持ちとして、皆様の新たなビジネスをサポートさせていただきます!